(財団)「茗荷谷塾 夏ノ陣」フォトレポート(8月22日)
2015/08/28
茗荷谷塾の第2回目となる夏の陣が、8月22日(土)日本社会事業大学文京キャンパスで開催されました。「~人生いかによく生きよく死ぬか~」をテーマに二つの講演が行われました。渡邊一雄氏の「手ごたえのある生き方を探る」、神山弓子ADの「心と身体の調和を考える」。
参加者は、11名と当初の目論見とは少し外れ小人数の講座でしたが、それがかえって功を奏し会場もロの字型の机配置で行ったため、講演者の参加者が密に意見のやり取りでき参加者、講演者双方から大変好評でした。
(前半)
渡邊さんの講演は、著書「77歳のバケットリスト~人生いかによく生きよく死ぬか~」をネタ本としたお話。日本企業の米法人の経営者であった40代でのフランソロフィー(社会貢献)に出会い、それを日本に紹介し、国内でも数々のボランティア活動を指導し、実践したお話など興味深いものでした。また、70歳で落語と出会い、現在三遊会に属する社会人落語家としての活動を行っていることから落語の小噺を交えながら講演は時々参加者の笑いを誘っていました。渡邊さんが参加者に問いかけを行い意見を聴く時間も含めたっぷり2時間の講演でした。渡邊さんの豊かな経緯に即したお話は参加者も大いに満足されたようです。
(後半)
JALのキャビンアテンダントをされていた美しい神山弓子講師による「心と体の調和を考える」。まず、ゴム製の梯子を床に敷き、イチ、ニー、サン、シーと自ら声を発しながら梯子の内側、外側にステップを踏んでいく運動を行いました。ゴグニサイズという運動で認知症予防に役立つ運動とのことです。最初は、梯子の内側だけでステップを踏む比較的簡単なものですが、段々と外側に足を踏み出すステップが加わり複雑になっていきます。油断しているとオットットという具合に足がもつれてバランスを崩してしまいます。バランスを崩した、その時に脳が活性化するそうです。皆さん、楽しんで行っていました。その後、「心と体の調和」についてのまとめの講義がありました。身体を動かすことを取り入れた講義で大変好評でした。時間が足りなかったのが少し残念でした。また、こんな機会を設けたいですね。
茗荷谷塾夏ノ陣の様子をフォトレポートにまとめましたのでご紹介します。