生きがい情報士通信3
福祉情報化時代の展望
ケア・センターやわらぎ 事務局長 石川治江
◆1「情報」の定義と「情報化社会」の問題
「情報とはどのようなことですか」この問いに即座に答えられる人はどのぐらいいるだろうか。我々の日常生活には膨大な「情報」が否応なしに入り込んできている。例えば、新聞広告、テレビ、インターネット等々である。また、その情報を受発信する情報器機もわれわれの生活を取り巻いているのが現状だ。
広辞苑によれば、情報とは「①或ることがらについてのしらせ、②判断を下したり行動を起こしたりするために必要な知識」とある。立教大学助教授の森本佳樹氏(地域福祉情報論序説)によれば、情報とは、①あることがらおよびそのことがらに関する評価を含むいっさいの“報せ”であり、②人間と人間、人間と社会組織、社会組織と社会組織の間で伝達される、③物質、エネルギーとならぶ第3の要素である、と定義している。
目に見えない「情報」を見えるものにし、その可視化された情報は、情報器機も含め意識的に利用する状況を「情報化社会」とすれば、ここに大きな問題が発生してくる。
◆2情報弱者への配慮こそ必要である
情報化社会は、コンピュータの出現により一段と情報化社会への階段を駆け登ってきたが、一方で、高齢者や障害者など、情報を得にくいために社会的不利益を被りやすい「情報弱者」を生み出すことになる。本来なら、情報を得にくい人たちへ第1義として、きちんと適切な情報が届かなくてはならないのだ。
ケア・センターやわらぎの24時間365日の在宅ケアの活動のなかで、情報を知らないことで、老老介護の悲惨な現場や虐待の現実にぶつかってきた。したがって今後は、「福祉情報」が必要な人へ必要な時に必要な情報が的確に受け取れ、発信できるようにしなければならない。ここから、展望は開けてくる。
情報士訪問第3回「IT時代の情報士として」
生きがい情報士が社会で活躍する姿を取材してお届けするシリーズ。3回目は、東京福祉専門学校時代の師弟であり、共に情報士でもあるお二人にご登場願いました。
◆加藤さんのご卒業以来の再会ですか?
加藤:はい、授業が終わってからも生きがい情報士の研究集会などでお会いしてましたが、卒業式以降はご無沙汰してしまって・・・
白橋:そうね、卒業研究発表会の学科代表としての勇姿も素敵だったけど・・・加藤さんずいぶん顔がひきしまったんじゃない?
加藤:はい、苦労してます。
白橋:ね、社会に出ると大変でしょ?しかも一般企業の営業マンだなんて、就職活動の時は本当に苦労してたわよねえ。
加藤:先生にはずいぶんご心配おかけしましたが、一般企業でスタートしたかったんですよ。
◆そう言えば社会福祉科福祉サービスコースのご出身でしたよね。
加藤:企業の中から福祉をというコースなので、どうしてもそういう強い意識があります。
白橋:卒業研究も「障害者の資格取得」という就労のバリアフリーをテーマとしていたし、研究内容はもちろんデータの取り方、行政への取材の仕方、さらにパワーポイントを使った見せ方の工夫にも感心させられたもの・・・
加藤:僕なんかまだまだ駆け出しなんですが、それでも企業における生きがい情報、つまり広義の福祉情報の必要性を強く感じています。
白橋:福祉というと「困ってから助けてもらう」というイメージばかりだものね。
加藤:そうなんですよ、福祉の学校出身の「生きがい情報士」ということで相談事をもちかけられることが多いんですが、困る前に適切な情報を得られるかどうかで、対応策だけでなく人生そのものの質に大きく差がつく恐ろしさというのを実感しています。
白橋:うん、福祉や医療の現場だけでなく、たくさんの分野で生きがい情報士が増えてこないとね。
加藤:特に中小企業の従業員はどこに相談したらいいんだろうって話しですよ。定年退職後の生きがいの見つけ方とか、在職中でも家族の病気など不測の事態とか。どんな状況にあっても「よく生きる」ための情報は必要なんですから。
白橋:そうね、不況不況で目先のことにとらわれがちだけど、企業側もそういうことにお金をかけていかないとね。
加藤:ええ、「生きがい情報士」を専門職として採用する企業が増えていくことを望みますね。
◆はい、採用側にもっと情報士を活用してもらおうということで、今年度は沢山の面白いしかけを用意しています。
加藤:そういえば講師養成研修会って今後我々も受講できるんですか?
◆現段階での受講資格は養成校の教員もしくは健康生きがいづくりアドバイザー・社会福祉士・介護福祉士・医師・看護士・保健士などの有資格者ということになっています。
白橋:私と加藤さんは健康生きがいづくりアドバイザーの資格も持ってるのよね。
加藤:はい、先生に勧められて。よかったー!在学中に苦労して取得した甲斐がありましたよ。ただ、実際に教壇に立つということを考えるとまだまだ自信が無いなあ・・・
白橋:養成校の教員以外の受講資格者には「教育」分野のカリキュラムの追加が必要ね。その上で養成校出身の若き生きがい情報士達にも門戸を開いて行けばいいんじゃないかしら。
◆養成校からの講師紹介依頼に応じるためにも、現在検討中です。
加藤:それと今後はもっと授業の中でパソコンを使っていった方がいいと思うんです。
白橋:ええ、来年度はテキストも改訂されて、もっと知識と技術の繋がりを意識しながら受講できる仕組みづくりが進むみたいだし、何と言ってもホームページの開設が楽しみだわ。
加藤:はい、僕は自分自身のホームページを運営している関係上、情報士の今後のネット展開なんかを非常に期待してしまうんですが、これがまたすごいことになってますよね。白橋:そうそう、すごいらしいわね。
加藤:研究会等でCD-ROM制作の先生と近しくさせて頂いているので得た情報なんですが、来年度本格始動に向けて夏以降発表するものを見ただけでもみんな驚きますよ。
――はい、まさに広義福祉情報化の幕開けです。期待していて下さい。
11年度資格支援行事の記録
第1回講師養成研修会~財団認定登録講師40名誕生~
昨年12月、指定養成校の教員または健康生きがいづくりアドバイザーを対象に、養成校で学生指導にあたる講師を養成する研修会が実施されました。3日間の講習の後、資格審査試験の合格者40名が、「生きがい情報士」と「財団認定講師」の認定を受けました。
◆内容について12月17日(金)~19日(日)の二泊三日で、見学・実習以外のすべてのカリキュラムを行うという、非常に密度の高い内容でした。講師に教科書執筆者を迎え、グループワークによる演習も体験し、さらに試験問題と格闘した受講者(先生方)は、学生の大変さがわかりました。「何を伝えればいいのかが、つかめました」と、ぐったりしながらもはればれと帰っていきました。
◆資格審査試験について時間も難易度も指定養成校で行われるものと同じです。知識問題と演習問題で、いずれも1時間です。演習問題では情報士として必要な情報収集能力を見るために、コンピュータ(CD-ROM)を使用します。
第1回「生きがい情報士」研究会
平成12年1月21日(金)霞ヶ関の商工会館にて「福祉も情報化の時代」-生きがい情報が活力ある長寿社会の鍵-というテーマで、生きがい情報士を中心におよそ30名が参加して開催されました。
講師の白石先生からは、個別の情報が氾濫する現代には、溢れる情報をむしろ整理・選別するポータル(玄関)サービスが非常に重要になる。生きがい情報士は情報ポータル・サービスのエキスパートとして、時代の先端資格であるというお話がありました。また、森先生には、生きがい情報士のCD-ROM作成担当者ということから、上手な情報の探しかたのノウハウを見せていただきました。その後の懇親会は、情報士が集う初めての場ということもあり、情報士同士のネットワークの広がりを予感させられました。
11年度主任教員研修会
平成12年3月5日(日)麹町の弘済会館で行なわれた主任教員研修会には、北海道から沖縄までの59校81学科の先生方が参加されました。
「資格概要」「主任教員の役割」「シラバス」「コンピュータ模擬授業」「資格審査試験」などについての説明があり、特に、シラバスの説明やコンピュータ模擬授業では実際の授業展開のヒントになる話も多く、メモを取る姿が多く見られました。
また、インターネット利用など必要な環境整備に向け、コンピュータ導入や通信利用についての質問も多く、貴重な相談の場となりました。
会の最後に、昨年度、資格審査試験において、優秀な成績を修めた学校と、個人の発表と表彰を行い、内容の濃い研修が終了しました。
第1回「生きがい情報士」研究集会
主任教員研修会に引き続き、第1回「生きがい情報士」研究集会が開かれました。研究集会は、認定者・教員・関係者が集い、生きがい情報士に関わる時代・社会的状況や先進的な試みを発表討論する21世紀の生きがい情報のあるべき姿を示唆する場となりました。
今回は、日本社会事業大学学長京極高宣先生が、基調講演「21世紀の日本の福祉と生きがい情報士」というテーマで、身近な事例を引きながら、生きがい情報士の今日的な意義について、ご講演くださり、この研究集会を生きがい情報学会とするべく、がんばりましょうという熱いメッセージで、基調講演を締めくくられました。
続いて、「生きがい情報士の今後の活動」といテーマのもと、木元稔先生がコーディネーター、赤堀勝彦先生、伊藤美和先生、白橋和世先生がパネラーとなって、パネルディスカッションが行われました。情報士の資格知識のポイントや,各所での今後の活動可能性、さらに多くのメンバーを擁する健康・生きがいづくりアドバイザーとの連繋などが紹介されました。そして、生きがい情報士を代表して佐藤有希さん、加藤大輔さん、瀬戸口貴司先生が今後の抱負を語る若々しいことばが、会場に流れ、発展の予感に満ちて閉幕を迎えました。
指定養成校での取組み
指定養成校での実践をご紹介します。
今回は、初の「生きがい情報学科」を新設した福島情報ビジネスカレッジ、福祉関連の学科交流カリキュラムとして「生きがい情報士」養成講座を開設した学校法人東京衛生学園専門学校、美容の分野でのプラスアルファー資格としての「情報士」を目指すにご登場願いました。
◆福島情報ビジネスカレッジ
急迫している少子高齢化社会下にあって、「生きがいとは」「福祉とは」を追求したいという願いが高まっています。本校では、そんな社会の要求に応え『人間としてより主体的に、人間らしい生き方をするために役立つ情報を提供し、地域に貢献できる人材を育成しよう』と、県の許可と財団の認定を受け、初の「生きがい情報学科」を新設いたしました。
「生きがい情報学科」は、単独科、単年制で、高校卒業以上を対象に専門学習を行います。年間学習総時間980Hのうちコンピュータ(パソコン会計を含む)に175Hを設定し、実習・発表等には280Hを充てています。また、情報処理関係の検定試験受験や、県社会福祉協議会主催の「県民介護講座(56H)」、日本商工会議所主催の「福祉住環境コーディネーター検定」等を受験し、各種取得資格を就職活動の一助にしていきます。「生きがい情報士」が扱う、複雑で高度な、深みのある課題に対応するには、社会経験がある方が、即戦力になるので、入学者は高校卒業以上としていますが、経済的に容易ではない年齢層が予想されることから、学費への充分な考慮が必要でしょう。
学科開設の新聞記事への反響は大きく、従来の本校生(男女半々、平均年齢27.3才)とは年齢層の異なる60余名(大半が専業主婦、平均年齢32.4才)の方々から資料請求がありました。また、「生きがい情報士」周知のため、市町村役場・社会福祉協議会・同関連各種施設・各高等学校等を訪問しております。
◆学校法人東京衛生学園専門学校
本学は、モースの発掘した歴史にのこる大森貝塚で有名なJR京浜東北線大森駅より歩いて5分のところにあります。医療系の専門学校としてすでに46年の歴史があり、多くの医療人が社会にでて活躍しています。看護学科1部(昼)・2部(夜)、東洋医療総合学科、東洋医療はりきゅう学科、リハビリテーション学科1部・2部、臨床教育専攻科および本年度新設の総合医療ケア学科1部・2部があり、それぞれ看護婦(士)、はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、理学療法士の国家試験受験資格、厚生省許可の全国の東洋療法学校での教員資格、さらに生きがい情報士の受験資格、ホームヘルパー2級課程資格が得られます。
平成12年4月、介護保険制度が始まり、利用者の権利が強くうたわれ、医療の枠組みだけでは解決できない問題も浮かび上がってきています。このパラダイムシフトにともない、保健医療福祉の連携がよりいっそう叫ばれています。
そこで、本学は、社会ニーズにこたえるべく、来年度より保健医療福祉系専門学校として新たに再出発することになりました。ここでは専門的な医療という狭い捉えかただけでなく、保健福祉などの関連領域を広く融合し、カリキュラムに盛り込みました。その一貫として、学科交流ができるよう、「生きがい情報士」養成講座を開設いたしました。これは「生きがい情報士」が保健をリードしていく旗手であると考えたからです。IT革命が進む今日、コンピュータの重要性は揺るぎないものとなっています。コンピュータを活用した広範囲にわたる情報検索、医療人としての専門性により、地域と一体になって生きがいづくりに貢献できればと思っております。
◆ベルエポック美容専門学校
21世紀の日本は、「美と健康の時代」になると言えるでしょう。人々の主たる関心は、物の豊さから、心と体の健やかさ・美しさへと、変化しています。今や。美と健康は、若者たちの専売特許ではなく、超高齢化社会を生きる多くの中高齢者の望みでもあります。
また、「美と健康の時代」は「個性化の時代」でもあります。性別はもちろん、年齢、趣向、社会的地位などが一人一人異なるように、美と健康への希望も、それぞれ異なります。このような「美と健康の時代」を支えるのは、レベルの高い美と健康のプロです。
今日、「情報化」が進む時代にあって、さまざまなジャンルの多くの情報が世界同時に流通しています。美容の分野にあっても、膨大な量の情報の中から、ニーズにあった情報を整理し、提供し、役に立つ助言をする。そんなプラスアルファーの専門性を持ったプロを養成することが急務と考えました。
この様な時代ニーズを背景に、本校は、「コミュニケーション力をはぐくむ」「感性をみがく」「創造力を養う」「情報力を高める」教育を目指し、本年4月に開校いたしました。
生きがいづくりを支援するための知識と技術を身につけた「美」の専門家が、新しい時代を切り拓くことでしょう。
13年度養成校申請の案内
平成13年度の申請受付を開始しました
情報化された高齢社会という、かつてなかった時代を支えるために誕生した先取り指数の高い資格、生きがい情報士。
そのユニークな人材養成システムを広く社会に普及していくためにも、本年度より体制を一新強化致しました。養成校実践事例・資格取得後の活動事例・有資格者雇用側の活用事例等の情報提供を通じて、情報士育成の為の環境整備をバックアップいたします。また、養成校の更新手続きを簡略化するとともに指定申請を随時受付けることと致しました。
夏の説明会日程
◆日程
第一回:7月25日(火)第二回:8月8日(火)
(ともに東京・麹町弘済会館で13:30~15:30)
◆内容
①資格誕生背景と資格内容
②年間スケジュールと養成校実務
③カリキュラム編成と講義手法
④コンピュータ教育とIT支援策
⑤受講生募集の具体例など
申請受付方法
随時受け付けております。申請書類受理後、財団での審査を経て認定に到ります。
また、更新につきましては下記の通り簡略化をはかりました。
更新手続
本年度の申請書類の写しと共に更新手続き書類をお送りいたします。
学科名・担当者名・カリキュラム内容など変更事項のみご記入下さい。
変更事項がなければ確認印のみで結構です。ご返送後、随時審査・認定して参ります。
◆北九州保育福祉専門学校では(13年度の指定養成校第1号)
北九州保育福祉専門学校 理事長 戸早秀暢
本校では、平成2年度から介護福祉士養成を行なっており、本校のモットーである「人が好き」を合言葉に日々教育を行なっています。自分を取り巻く全ての人に対して平等、公平に接し、併せて自分ができる事が何かを常に意識して、行動できる人材養成を目指しています。
平成12年度から介護保険制度がスタートし、同時に介護福祉士養成カリキュラムも改定され、介護福祉士は、より専門的な資質を問われる時代になりました。この様な中で、本校において「介護福祉士としてより高い資質とは?」を自問自答した時、財団法人健康・生きがい開発財団の「生きがい情報士」に辿り着いたのです。
21世紀はまさにIT世紀と言われるように我々の日常生活の中に、パソコンの存在があたりまえになり、インターネットを媒体とした情報が無数に氾濫する時代となることは必至です。このような高度情報化時代により、タイムリーに的確かつ有益な情報をいかに取り込み活用できるかが、現代において必要不可欠でなないかと考えています。そこで、「生きがい情報士」はまさに介護福祉士にとって必要な資格であると位置付け、今回本校でも養成課程に取り入れる事としました。そのためには、まずパソコンの導入をしなければならないのですが、現在準備は着々と進行しており、来春に向けて稼動できる予定です。この機会に、更なる介護福祉士養成の質的向上を図り、その中で「生きがい情報士」の今後の役割、時代が求めている「人」についてあらためて追求していきたいと思います。
12年度指定養成校一覧
今年も4月から全国の養成校で「生きがい情報士」の養成が始まりました。
平成12年度養成校の48校66学科は、医療・福祉・保健・情報等の専門家を養成する短期大学、専門学校です。
平成12年度「生きがい情報士」指定養成校認定校一覧 48校66学科(北から順に)
北海道ハイテクノロジー専門学校 保育福祉科(北海道)
八戸社会福祉専門学校 介護福祉科(青森県)
弘前ホスピタリティーアカデミー 介護福祉科(青森県)
青森中央短期大学 幼児教育学科専攻科福祉専攻(青森県)
仙台福祉専門学校 福祉事務管理学科(宮城県)
ジェイク国際ビジネス専門学校 介護福祉本科(福島県)
福島情報ビジネスカレッジ 生きがい情報学科(福島県)
水戸経理専門学校 医療秘書学科(茨城県)
筑波研究学園専門学校 福祉・医療情報学系(茨城県)
両毛医療福祉専門学校 ケアサービス科(栃木県)
中央情報経理専門学校 医療福祉秘書科(群馬県)
埼玉福祉専門学校 社会福祉科(埼玉県)
お茶の水医療秘書歯科助手専門学校 医療情報科(東京都)
白梅学園短期大学 福祉援助学科(東京都)
東京医薬専門学校 健康栄養科学科(東京都)
東京医薬専門学校 薬業科(東京都)
東京医薬専門学校 心理技術科(東京都)
東京医薬専門学校 医療秘書科(東京都)
東京衛生学園専門学校 総合医療ケア学科(東京都)
東京衛生学園専門学校 看護学科(東京都)
東京衛生学園専門学校 リハビリテーション学科(東京都)
東京衛生学園専門学校 東洋医療総合学科・東洋医療はりきゅう学科(東京都)
東京衛生学園専門学校 臨床教育専攻科(東京都)
東京スポーツ・レクリエーション専門学校 スポーツヘルス科(東京都)
豊島医療秘書福祉専門学校 社会福祉事務学科(東京都)
東京福祉専門学校 介護福祉科(東京都)
東京福祉専門学校 健康福祉科(東京都)
東京福祉専門学校 医療福祉科(東京都)
東京福祉専門学校 社会福祉科(東京都)
日本福祉教育専門学校 健康福祉学科(東京都)
ベルエポック美容専門学校 美容師科(東京都)
ベルエポック美容専門学校 トータルビューティ科(東京都)
目白健康専門学校 長寿社会心理学科(東京都)
目白健康専門学校 健康中医薬業学科(東京都)
目白福祉専門学校 介護リハビリ手話ボランティア文化学科(東京都)
目白福祉専門学校 福祉施設事業学科(東京都)
目白福祉専門学校 高齢者痴呆心理学科(東京都)
神奈川情報通信専門学校 情報OA学科(神奈川県)
神奈川情報通信専門学校 情報処理学科(神奈川県)
豊田学園医療福祉専門学校 介護福祉学科(岐阜県)
中部コンピュータアンドテクノロジー専門学校 医療福祉情報科(愛知県)
専門学校中部ビジネス・デザインカレッジ 医療福祉科(愛知県)
名古屋法経情報専門学校金山校 福祉ビジネス科(愛知県)
聖泉短期大学 情報社会学科(滋賀県)
大阪ビジネスカレッジ専門学校 スポーツ産業学科昼間部(大阪府)
京阪奈社会福祉専門学校 介護福祉科(大阪府)
京阪奈社会福祉専門学校 社会福祉科(大阪府)
日本メディカル福祉専門学校 社会福祉士科(大阪府)
日本理工情報専門学校 スポーツ科学科(大阪府)
神戸医療福祉専門学校中央校 介護福祉士科(兵庫県)
播磨中央福祉専門学院 介護福祉学科(兵庫県)
和歌山社会福祉専門学校 介護福祉科(和歌山県)
専門学校アサヒアカデミー キャリアビジネス科(岡山県)
旭川荘厚生専門学院 福祉情報科(岡山県)
旭川荘厚生専門学院 介護福祉科(岡山県)
旭川荘厚生専門学院 福祉研究科(岡山県)
瀬戸内総合学院 福祉学科(香川県)
瀬戸内短期大学 養護教育学科(香川県)
愛媛医療福祉専門学校 社会福祉科(愛媛県)
近畿大学九州短期大学 生活情報科(福岡県)
佐藤医療福祉専門学校 社会福祉学科(福岡県)
佐賀短期大学 生活福祉学科(佐賀県)
鹿児島医療技術専門学校 社会福祉科(鹿児島県)
鹿児島ハイテク専門学校 医療福祉秘書科(鹿児島県)
国際電子ビジネス専門学校 医療福祉ビジネス科(沖縄県)
国際リゾート・スポーツ科学専門学校 スポーツ科学科(沖縄県)
生きがい情報士養成に必要なコンピュータ環境について
お尋ねの多い情報士養成に必要なコンピュータ環境について、ご紹介します。
できるだけ、特殊なものは使わずに、利用できるというのが、生きがい情報士を支える情報システムのコンセプトです。CD-ROMテキストはもちろん、情報支援インターネット・データサービスでも同様です。
●必要なハードウェアシステム
オペレーティングシステムとして、Windows95以上あるいはMacintosh漢字talk7.5以上が稼動可能で、CD-ROMドライブがあり、インターネットに接続できる環境の整ったパーソナルコンピュータ。
●必要なソフトウェアシステム
・オペレーティングシステムとして、Windows95以上あるいはMacintosh 漢字talk7.5以上・Netscapeまたは、Internet ExplorerのWWWブラウザ(Netscape4.0以上、Internet Explorer4.0以上をお勧めします。バージョンが低い場合、本書での説明と表示のされかたが異なります)。
●インターネット・通信環境について
通信コスト低下は、日進月歩です。そこで、パソコン台数や利用状況によって、それぞれ安価で効率のいい方法をご紹介できるよう窓口を用意しておりますので、是非ご相談ください。
11年度資格審査試験の報告
平成11年度資格審査試験が、平成12年1月15日に全国の指定養成校で実施され、665名の受験者が、知識問題60分、演習問題60分の試験に臨み、560名の方々がめでたく合格されました。
合格率は84%(平成10年度191名受験、154名合格、合格率83%)です。うち、3月末に養成校を卒業して認定登録されたみなさんは、4月からさまざまなフィールドで活躍なさっています。
和歌山社会福祉専門学校(介護福祉科)
24名
八戸社会福祉専門学校(介護福祉科)
103名
豊島医療秘書福祉専門学校(社会福祉事務学科)
10名
日本理工情報専門学校(スポーツ科学科)
7名
静岡福祉医療専門学校(医療情報秘書科)
16名
東京スポーツ・レクリエーション専門学校(スポーツヘルス科)
6名
東京医薬専門学校(病院管理科)
2名
東京医薬専門学校(健康栄養科学科)
6名
東京医薬専門学校(心理技術科)
128名
東京医薬専門学校(医療秘書科)
6名
東京医薬専門学校(薬業科)
22名
埼玉福祉専門学校(社会福祉科)
58名
神戸医療福祉専門学校中央校(介護福祉士科)
35名
東京福祉専門学校(福祉サービスコース)
8名
東京福祉専門学校(医療福祉科)
22名
旭川荘厚生専門学院(福祉情報科)
3名
旭川荘厚生専門学院(福祉研究科)
7名
旭川荘厚生専門学院(介護福祉科)
13名
神奈川情報通信専門学校(情報OA学科)
51名
日本福祉教育専門学校(健康福祉学科)
4名
日本福祉教育専門学校(社会教育学科)
7名
近畿大学九州短期大学(生活情報科)
11名
聖泉短期大学(情報社会学科)
11名
(平成11年度認定順)
表彰
11年度資格審査試験において、特に成績優秀な学校と個人に対し表彰を行いました。
●学校表彰(優秀賞)
旭川荘厚生専門学院福祉情報科
旭川荘厚生専門学院福祉研究科
旭川荘厚生専門学院介護福祉科
八戸社会福祉専門学校介護福祉科
近畿大学九州短期大学生活情報科
●個人表彰
最優秀賞:1名
優秀賞:15名
資格審査委員会からの所見
平成11年度資格審査試験は、マークシート方式と記述方式の2種類の試験を実施しました。
マークシート試験は、教科学習の成果を測る知識試験です。また記述試験は、実際の相談事例を想定したものです。
どのように合理的かつ的確に、相談内容を把握し、相談者に最適な情報提供をするかを、相談技術を含めて、問う内容でした。
そして、表彰となったのは、いずれも完全に近い解答を出されたみなさんです。その優れた知力と知識をもって、社会のさまざまな場所でご活躍になることと、確信しております。
情報支援インターネット・データ・サービス近日始動
インターネットの特徴を存分に活用し、CD-ROMだけでは対応しにくい最新所在源情報の提供に加え、情報士という資格の社会に対するPR、掲載対象からの自発的な情報提供、情報士相互のコミュニケーションなど、各種のデータベース活用サービスとコミュニケーションサービスを提供いたします。
●最新所在源情報サービス
CD-ROMの内容に新しく加わる内容を随時更新情報として提供します。
●一般への理解促進のためのデモンストレーション
電脳生きがい情報士による相談実務のデモンストレーションや、「あなたの生き生き度測定」など、楽しみながら、生きがい情報への理解を深めていきます。
●情報士からのデータ登録による充実
全国の生きがい情報士が、見つけた生きがい情報を登録できます。もちろん、登録された団体へ所定の調査を行い、生きがい情報データベースに加えていきます。こうして、生きがい情報士のみなさんがみんなで育てるデータバンクを作りましょう。
●NPO・企業からのデータ登録
現在のデータベースは、公共サービスに重点がありますが、現実には、NPOや企業の福祉・文化事業は大きな勢力になっています。
そこで、企業・NPOの行う役立つ活動の情報も充実を目指して。今年度は、メセナ・文化事業を手がける企業やNPO法人にも調査を行います。と同時に、企業やNPOが自らを登録できるように、インターネット上に情報登録の窓口を設けます。
これからの予定
充実のための活動
●8月23日(水)~25日(金)講師養成研修会①
●8月28日(月)13:30~17:00教育研究会①18:00~19:30活動研究会①
●11月生きがい情報士通信4号発行
●2月13日(火)~15日(木)講師養成研修会②
●2月23日(金)13:30~17:00教育研究会②18:00~19:30活動研究会②
●3月上旬改訂版テキスト発行
●3月3日(土)主任教員研修会&研究集会
認定試験関連
●11~12月模擬試験実施(各養成校にて)
●1月13日(土)資格審査試験実施
●2月上旬資格審査試験合否発表